JA新潟厚生連について

医療事業

JA新潟厚生連が運営する病院は公的医療機関として、いずれも地域医療の中核を担い質の高い医療技術や最新鋭の医療機器の充実に努めています。さらにスタッフが一体となり、地域の特性を生かした病院作りや医療体制の整備を目指しています。 この病院の入院患者数は、令和2年は年間延べ人数で103万人、一日あたり2,846人でした。外来は年間延べ人数で186万人、1日あたり7,775人でした。 また、国などから第二次救急医療、へき地医療拠点病院、災害拠点病院、臨床研修指定病院ほかの指定や認定を受けており、救急医療や不採算事業にも取り組んでいます。

  

先進医療

JA新潟厚生連は、病気の不安や心身の悩みに関して、高度先進医療に基づく診療を行っています。県内でも有数の高度・先進医療機器を導入し、必要な検査を可能な限り迅速に行うことで、すみやかな診断と治療方針の決定へとつながります。

トゥルービーム
令和元年11月、長岡中央綜合病院へ導入した最新型の放射線治療機です。高精度でありながら治療期間が比較的短く患者さんへの負担が少ないのが特徴です。
トモセラピー
高精度でパワフルな放射線照射ができる治療機です。CTによる毎回の位置合わせで、精度の高い放射線治療が可能です。新潟県内では初めて、長岡中央綜合病院へ導入されました。

地域医療

JA新潟厚生連は、地域住民の生活に密着した地域医療の実践に取り組んでいます。限られた医療資源の有効活用、切れ目のない医療・介護の提供を実現するため、地域の医療機関、福祉、介護、行政と連携を行い、患者さんの健康を支える機能を担います。

災害医療

地域の災害拠点病院に指定されている医療機関は4つ。年に3回ほどの訓練を行いますが、自治体、保健所、消防と合同で行う大規模訓練では、傷病者の受け入れ、カルテ作成、トリアージなどを本番さながらの状況で行っています。また、大規模災害や事故で医療活動を行う災害派遣医療チーム「DMAT」も組織しています。