丁寧なカウンセリングで患者さんの心の健康をサポート。
ニーズの高まりと共に重要性が増す、期待の職種です。
心理学領域で唯一の国家資格を持つ公認心理師。新潟県厚生連ではまだスタッフ数が多くはないですが、今後より必要性が増してくる職種です。県内でも数少ない緩和ケア病棟を有する病院もあり、そこでの経験を積めることも特徴です。
スタッフインタビューInterview

髙林 静佳さん[2013年入職]
新潟医療センター
公認心理師(臨床心理士)
地域医療を担う厚生連では、患者さんに寄り添った
チーム医療の実践ができると思います
- 職場の雰囲気や働く環境はどうですか
- 総合病院では心理職はまだまだ周知されていない職種ではありますが、患者さんとの関わりや、カンファレンスへの参加を通して、他の専門職からも心理職の役割を少しずつ理解してもらえるようになってきていると思います。
- 仕事のどんなところにやりがいを感じますか
- チーム医療の中で、多職種でサポートしていた患者さんが笑顔で退院されたり、毎週カウンセリングの日を楽しみに待っていて下さる患者さんとの出会いにやりがいを感じます。
- 就職したきっかけ、決め手を教えてください
- 新潟県内でも数少ない緩和ケア病棟を有する病院が厚生連にはあることを知り、緩和ケアに携わりたいと思い就職しました。
- 就職希望者へのメッセージ
- 心理職も国家資格化され、今後は心理職へのニーズも高まってくることが予測されます。地域医療を担う厚生連では、患者さんに寄り添ったチーム医療の実践ができると思います。
1日のスケジュールSchedule
- 8:30
- 始業
業務開始、予約の確認、環境整備。
- 9:00
- 外来心理検査施行
脳神経内科・脳神経外科の新患・予約患者さんの検査を行う。
- 11:00
- 脳ドック
脳ドックに来られた患者さんの高次脳機能検査を行う。
- 12:00
- 休憩
- 13:00
- 心理面接 1
入院患者さんの心理カウンセリングを行う。
- 14:00
- 心理面接 2
入院患者さんの心理カウンセリングを行う。
- 15:30
- 各種カンファレンスへの参加
各種チームにおけるカンファレンスに参加する。
- 16:30
- 心理面接記録作業
実施したカウンセリングの内容を記録する。
- 17:00
- 退勤






研修・教育体制Training
その1
厚生連では心理業務に関する研修は実施していないため、心理職員は個人で所属する学会研修に参加します。
その2
心理臨床学会、新潟県臨床心理士会など、それぞれの所属する各種学会の研修会には、申請によって出張扱いで参加の許可を得ることができます。