栄養管理や食生活指導を通して病気の治療をサポート。
チーム医療の一員として患者さんを支えます。
食事や栄養に関する専門知識を活かし、患者さんの病気の治療をサポート。
スタッフの中には糖尿病や腎臓病、がんなど病気に特化した専門資格を持つスペシャリストもおり、こうした資格取得へのサポート体制も充実しています。
スタッフインタビューInterview

小倉 有紀さん[2018年入職]
村上総合病院
管理栄養士
毎日笑いの絶えない明るい職場
忙しいけれど、助け合いながら仕事をしています
- 職場の雰囲気や働く環境はどうですか
- 毎日笑いの絶えない明るい職場です。忙しく過ごすことが多い日々ですが、みんなで助け合いながら仕事をしています。大変な中でも楽しく仕事ができるのはモチベーションにも繋がります。当院は令和2年に新築移転があったので、新しい病院でとても明るくきれいです。
- 仕事のどんなところにやりがいを感じますか
- 誰かの役に立てたと感じられる時です。それは、患者さんであったり、一緒に働くスタッフであったり、人も場面も様々です。中でも、あまり食事の進まない患者さんが工夫によって食べられるようになった時や食事で笑顔になっている姿を見た時はとても嬉しく思いました。
- 就職したきっかけ、決め手を教えてください
- わたしは学生の頃から、病気を抱えている患者さんに対して食事面での手助けをしたいという気持ちがあり、病院の管理栄養士に憧れていました。また、生まれも育ちも新潟なので、地元で管理栄養士の資格を活かして働きたいと思い、厚生連の就職を希望しました。
- 就職希望者へのメッセージ
- 厚生連は、病院のほか老健や健診センターなど様々な場所を経験できる点や、職場は違っても先輩や同期、後輩とたくさんの輪ができる点がとても魅力的だと思います。大変なことも多いですが、やりがいはとても大きいです。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。
1日のスケジュールSchedule
- 8:30
- 始業、食数管理
昼食の食札と帳票類を出力。
- 9:00
- 栄養管理計画書作成・発注など
担当病棟の栄養管理計画書を作成、発注担当者は発注業務。
- 10:00
- 人間ドック栄養指導
人間ドックの方へ事後の栄養指導を実施。
- 10:30
- 食数管理
昼食の食事変更、アレルギー・禁物チェック、検食。
- 11:00
- 栄養指導
入院・外来患者への個別栄養指導、記録。
- 11:50
- 昼礼
- 12:00
- 休憩
- 13:00
- 食数管理
夕食の食札と帳票類を出力。
- 14:00
- 栄養指導
入院・外来患者への個別栄養指導、記録。
- 15:00
- NST委員会・ラウンド
委員会、NST対象患者のラウンド実施
その他感染・褥瘡・肝炎・医療安全など様々な委員会に参加。
- 16:00
- 食数管理
夕食の食事変更、アレルギー・禁物チェック、翌朝の食札・帳票類の出力、検食。
- 17:00
- 終業








研修・教育体制Training
管理栄養士教育プログラム
就業期間に応じたプログラムを作成し、習得状況を確認しながら実務が行われるように取り組んでいます。
ステップ1(~3か月)目標
部門の理念や担当の役割を知り実践できる。管理栄養士に必要な基礎知識を習得する。
ステップ2(4ヶ月~1年)目標
患者の病態に見合った栄養管理を遂行できる。栄養管理と給食管理を関連付けることができる。患者に心から関心を寄せて関わることができる。自分の状態を理解し疑問を周囲に相談できる。
ステップ3(1~3年目)目標
チームの1員として責任と役割を果たすことができる。自立して実務を実践できる。
ステップ4(4年目~)目標
業務改善に向け積極的に取り組むことができる。自己のキャリアプランを明確にできる。リーダーとしての役割がとれ教育的な役割ができる。
ステップ5(科長・主任)目標
理念のビジョンを挙げ部門を導くことができる。現状の業務を適正に評価し課題を画策することができる。部門を超え、施設レベルでの調整・マネジメントができる。次世代の栄養士教育を支援する。
上記ステップ1~5の目標に基づき、それぞれの過程において詳細な実務・管理・研修項目を制定した教育プログラムになっています。
春季・秋季研修会
県内厚生連施設より管理栄養士が参集し、年2回開催しています。管理栄養士の資質向上、業務の充実・改善を図ることを目的に講演・研究発表等を行っています。
学会派遣
食事療法学会、日本病態栄養学会、臨床栄養代謝学会等に代表派遣を行い、自己研鑽、スキルアップのサポートを行っています。