病気の発見から治療、超早期発見へ。
チームの連携でより効果的な治療を後押しします。
検査による病気の発見だけでなく治療分野でも力を発揮。医師や看護師と共にチーム医療の一員として活躍の幅を広げています。
県内各地に病院があるため経験や学びのチャンスに恵まれており、キャリアアップに活かせるのも特徴です。
スタッフインタビューInterview

石附 裕司さん[2007年入職]
長岡中央綜合病院
診療放射線技師
医師や多職種スタッフとの連携もうまくいっており
安全で高精度な医療が提供できていると思います
- 職場の雰囲気や働く環境はどうですか
- 頼りになる上司と、熱心な後輩たちに囲まれ楽しく仕事をしています。医師や看護師をはじめとする他職種スタッフとの連携もうまくいっており、安全で高精度な医療が提供できていると思います。
- 仕事のどんなところにやりがいを感じますか
- 画像診断部門:自分の撮影した画像により病変の早期発見につながったり、オペ前の画像支援ができること。
治療部門:1か月から2か月の期間の放射線治療を経て、患者さんの具合がよくなりお礼をいわれたとき。 - 就職したきっかけ、決め手を教えてください
- 医療の道に進みたいと考え放射線技師となりました。もともと県外の病院に勤めていましたが、地元の医療に携わりたいと考えるようになり、厚生連の面接を受け、今にいたります。
- 就職希望者へのメッセージ
- 当院では画像診断部門、放射線治療部門を含め様々な機器が揃っています。就職してからも日々が勉強の積み重ねですが毎日充実した日々が過ごせます。
1日のスケジュールSchedule
診療部門
- 8:30
- 朝礼
各モダリティの引継ぎ事項等を確認。
- 8:35
- 撮影業務
外来の撮影が中心で、一般撮影をはじめ、CT、MRI、核医学検査など多くのモダリティがフル稼働します。
- 12:00
- 昼休憩
- 13:00
- 撮影業務
病棟の入院患者の撮影や血管撮影などの予約されている大きな検査、処置などが行われます。CT、MRIなどは午前に引き続きフル稼働します。
- 17:00
- 終業
救急対応や内視鏡検査、手術対応など、多くの検査、処置が引き続き行われます。
放射線治療部門
- 8:30
- 朝礼(診断部門)
各モダリティの引継ぎ事項等を確認。
- 8:40
- 治療棟ミーテイング
新患、計画CTの予定、照射に関する確認事項。
- 8:45
- 外来患者照射
外来通院患者さんの照射を中心に行います。
- 10:00
- 外来患者照射・新患診察・治療計画CT
新患の治療計画CTを1名から2名対応します。
- 12:00
- 昼休憩
- 13:00
- 外来患者照射開始
外来照射終わり次第、病棟患者照射
コロナ感染症対策の為、外来患者と入院患者の照射を分けて行っています。外来患者の照射が終わり次第、入院患者の照射を開始します。
- 15:00
- 治療計画CT
新患の治療計画CTを1名から2名対応します。
- 16:00
- 機器管理・精度管理
機器の精度管理を行います。患者プランの検証を行います。
- 17:00
- 終業
装置の精度管理や患者のプラン検証が引き続き行われることが多いです。







研修・教育体制Training
その1
診療部門においては、非常に多くのモダリティについて撮影法や理論、臨床などを学ぶ必要があります。すべてのモダリティを理解し使いこなすには数年が必要となりますが、一つ一つのモダリティをじみちに教育していきます。その中で興味を持ったモダリティについて研究をし、認定技師資格の取得を目指すよう促します。

その2
放射線治療の技術取得は、他のモダリティより少し時間と労力を必要とします。臨床面では様々な癌の知識が必要となりますし、技術面においては色々な装置の精度管理や操作方法なども習得する必要があります。これらを数か月間治療の現場に入り、集中的に学んでもらうことにしています。

その3
当院の放射線科においては、大学の放射線学科の実習生受け入れを行っています。今年度も新潟医療福祉大学の6名の実習生を受け入れましたが、大学との綿密な相談の元、ガイドラインに沿ったカリキュラムを立てて対応しています。
