医療機関所属の福祉専門職として患者さんを支援。
充実の研修制度でより高いレベルを目指すことができます。
患者さんとご家族に寄り添い、心理的・経済的・社会的な悩みや問題に関する相談支援を行います。
人材教育にも力を入れており、教育制度や各種研修が充実。学会や全国大会へも毎年代表者を派遣し、全体で学びを共有しています。
スタッフインタビューInterview

奥野 芽生さん[2019年入職]
佐渡総合病院
ソーシャルワーカー(社会福祉士)
子育て中、急に休まなければならない場合でも
協力体制があり、安心してお休みできています
- 職場の雰囲気や働く環境はどうですか
- 部署内に先輩ソーシャルワーカーが4名、看護師や事務員の方が配属されています。職種間のコミュニケーションがとりやすく、必要な情報を共有でき、相談がしやすい環境です。
私自身、子育て中で急に休まなければならない状況が生じますが、協力体制があり、安心してお休みをいただいています。 - 仕事のどんなところにやりがいを感じますか
- 医療機関所属の福祉専門職として、一番に患者さんとご家族の思いに寄り添い話しをうかがいます。その中で見えてきた課題を一緒に整理し、院内スタッフと情報を共有し、地域の関係機関への橋渡しをします。安心して退院される患者さんの姿をみて、この「つなぐ」という役割にやりがいを感じます。
- 就職したきっかけ、決め手を教えてください
- 高校生の頃からソーシャルワーカーとして働きたいという思いを漠然と持っていました。大学OBや教授からのアドバイスで「厚生連は人材教育に力を入れていて、県内各地に系列機関があるので、女性としてライフステージが変わっても働き続けることができる」と知り、それが就職の決め手となりました。
- 就職希望者へのメッセージ
- 取り巻く環境は変化しても、人の感情や思いへの働きかけに価値をおいた仕事は今後も求め続けられるものとして実感しています。それは簡単なものではなく日々学びの毎日ですが、自身が専門職として成長途中でも、それを支えてくれる先輩や同僚のソーシャルワーカーが身近にいることが厚生連の強みです。
1日のスケジュールSchedule
- 8:30
- 業務開始
朝礼、部署内の他スタッフの予定確認
電子カルテで担当ケースの情報収集と情報整理
- 9:00
- ミーティング
ソーシャルワーカー同士でケースについての報告、検討や情報共有
- 9:30
- 記録、電話対応
在宅の患者さん・ご家族や地域のケアマネージャー等からの電話相談対応など
- 10:00
- 病棟巡回
入院中の担当ケースのベッドサイドに訪問し、状況確認や、スタッフとの情報共有
- 12:30
- 昼食
- 13:30
- リハビリ見学
担当ケースの機能訓練に同席し、患者さんの治療に対する思いや姿勢を、フリートークを交えながら確認
- 14:00
- カンファレンス
退院支援を目的とした拡大カンファレンス
- 15:00
- 面接
担当ケースの面接
- 16:00
- 記録、電話対応
在宅の患者さん・ご家族や地域のケアマネージャー等からの電話相談対応など
- 17:00
- 終業
翌日の準備をして退勤







研修・教育体制Training
新人教育・研修体制
新卒入職者の皆さんには、それぞれの病院において新潟県厚生連ソーシャルワーカー会共通の新人教育プログラムに基づきスーパービジョンを実施し、ソーシャルワーカーとしての価値や倫理、基本的な知識や技術の習得をサポートしています。併せて、新人研修会を年間2回開催しており、新潟県医療ソーシャルワーカー協会や日本医療ソーシャルワーカー協会等の職能団体が開催する新人研修会等への参加も奨励しています。
中堅者研修等体制
アドバンストソーシャルワークを目指し、年間2回の新潟県厚生連ソーシャルワーカー会全体研修の開催や、中堅者研修会を企画して、コンピテンス向上に努めています。
また、ソーシャルワーク研究にも取り組み、全体研修や他学会、研修会等で報告・発表も行い、そのほか、各職能団体の学会や全国大会・研修会へ毎年代表を派遣し全体で学びを共有しています。