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睡眠障害

睡眠は心身の疲労を回復させ、記憶を定着させます。その他にも免疫力をアップさせる効果もあります。健康を保つためには食事や運動だけでなく、睡眠もまた大変重要な要素です。この睡眠に何かしらの障害があることを睡眠障害と言い、不眠症だけでなく様々な要因によって引き起こされています。寝つけない、早く目覚める、一度目が覚めると眠れないといった症状があれば睡眠障害の可能性があります。睡眠時間は短くても、眠りの質が良く疲労の蓄積がなければ、睡眠障害とはいいません。

睡眠が障害されるとどうなるのでしょうか?

日中の眠さやだるさ、集中力や意欲の低下がみられます。これらによって日常生活や社会生活に影響をおよぼします。長期化すると生活習慣病やうつ病の発生につながります。

予防法はありますか?

メリハリをつけた規則正しい生活を心がけましょう。また朝の太陽の光は身体のリズムを調整してくれるので、決まった時間に起きて毎朝太陽の光を浴びると良いと思います。休みの日の寝だめは生活のリズムを狂わせるため、お勧めできません。

その他生活面で注意することはありますか?

昼寝は午後3時までに、15分から30分を超えない範囲でするとよい。日中は良く身体を動かして、夜はぬるめのお風呂でリラックス。ふとんに入ったら考えことはしないようにしましょう。アルコール・カフェインは避けましょう。

短めの昼寝はアルツハイマー型認知症の発症を5分の1に減らします。
逆に一時間以上の昼寝は危険性を2倍にするので注意しましょう。

睡眠障害は、その原因によって治療法も異なります。生活環境を整えても改善されないものもあります。睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群など原因に応じた治療が必要な病気もあります。一度専門医に相談されると良いでしょう。

佐渡総合病院
健診センター 保健師
渡辺 彩子

掲載日:2019年06月24日